漁場の海底を、データで守る

海洋環境・水産

港湾・沿岸・水産調査

マルルチビーム・サイドスキャン・魚礁調査による漁場環境を定量的把握

漁港の堆砂は放置するほど浚渫コストが膨らみ、魚礁の埋没は漁場機能の低下に直結します。一方で「どこに・どれだけ・どんな状態で」が数値化されていなければ、整備計画も補助申請の根拠も立てられません。AGSはマルチビーム測深・サイドスキャンソナー・音響調査技術を駆使し、漁港から漁場まで一体的な海底環境データを提供します。

BLOCK 02  発注者が抱える課題

課題1:漁港内の堆砂・構造物変状が目視では正確に把握できない

漁港の航路・泊地に土砂が堆積していても、単ビームや目視では全体像を捉えられません。浚渫の要否・規模を正確に判断できないまま工事を発注すると、過大費用や効果不足が生じます。また護岸・岸壁・突堤の水中部の変状(洗掘・傾斜・欠損)は潜水なしには確認できず、劣化を見落とすリスクがあります。

課題2:魚礁の正確な位置・状態が把握されていない

人工魚礁や天然礁は時間の経過とともに土砂に埋まったり、位置がずれたりします。正確な位置・高さ・堆砂状態が把握されていないと、漁場としての機能評価や追加投資の判断ができません。また漁具の根掛かりリスクの把握にも地形データが不可欠です。

課題3:海底底質の分布が漁場管理・整備計画に反映されていない

底質(砂・礫・岩礁・泥)の分布は、魚介類の生息環境・漁具の選択・藻場保全・浚渫工法の選定に直接影響します。従来の点的な採泥調査では面的な分布を把握しきれませんでした。サイドスキャンソナーによる反射強度画像化で、広範囲の底質分布を効率よく把握できます。

課題4:漁場整備・補助事業申請に必要なエビデンスが不足している

水産庁・農林水産省・都道府県の水産施設整備補助を申請するには、現況の定量的データ(堆砂量・魚礁状況・底質分布)が求められます。音響測深技術による客観的な計測データが、整備の必要性を示す説得力のある根拠資料になります。

AGSの調査アプローチ

AGSは漁港・漁場の海底環境を4つのアプローチで総合的に調査します。【画像指示:B03-1 フロー図(STEP01 マルチビーム測深 → STEP02 サイドスキャンソナー → STEP03 魚���状況調査 → STEP04 ��港内堆砂・構造物確認 → 報告書・成果物納品)】

STEP 01  マルチビーム測深(海底地形図作成)

マルチビームソナーで漁場・漁港の海底地形を面的に計測します。単ビームでは捉えられない測線間の地形変化も漏れなく取得でき、魚礁の位置・高さ・周辺地形、漁港底部の堆砂分布を3次元で把握します。点群データはi-Construction対応形式での納品も可能です。

STEP 02  サイドスキャンソナー(海底面性状分布調査)

水中を曳航するサイドスキャンキャンソナーが海底面の反射強度を画像化し、砂・礫・岩礁・泥・海藻・廃棄物などの性状分布を広範囲で把握します。底質分布図は漁場整備計画・浚渫工法選定・藻場保全調査の根拠資料として活用できます。

STEP 03  魚礁状況調査

マルチビームで取得した3次元データから魚礁の正確な位置・高さ・堆砂による埋没状況を把握します。設置記録と現況データの比較により、魚礁の機能維持状況を定量的に評価し、追加整備の優先箇所を特定します。

STEP 04  漁港内堆砂・構造物状変状確認

漁港の航路・泊地の堆砂量を面的に計測し、浚渫計画に必要な土量を算出します。護岸・岸壁・突堤の水中部については音響カメラや潜水調査と組み合わせて構造物変状を確認します。

BLOCK 04  AGSを選ぶ技術的根拠

▶ マルチビームによる魚礁の3D形状把握——単ビームでは不可能な全容の可視化

単ビームが魚礁の「頂点」しか捉えられないのに対し、マルチビームは魚礁全体を面的に計測します。礁体の形状・倒伏・堆砂による埋没深さを正確に把握でき、機能評価と追加整備の根拠となるデータを提供します。

▶ サイドスキャンソナーによる底質分布の面的把握

サイドスキスキャンソナーの反射強度は底質の硬軟・性状に応じて変化します。砂・礫・岩礁・泥の分布をモザイク画像化することで、漁場環境の全体像を一枚の図面で把握できます。点的な採泥調査では数カ月かかる情報量を、短期間の航走調査で取得します。

▶ 漁港と漁場を一体的に調査できる体制

漁港の堆砂管理から沖合漁場の魚礁・底質調査まで、同一の機材・体制で一体的に対応します。発注先の分散をなくし、データの整合性を保ちながら漁業環境全体の維持管理を支援します。

代表実績

【要確認:代表実績のタイトル(漁港名・業務名・年度)】
発注者【要確認:発注者名(水産庁・都道府県水産部局・市町村・漁業協同組合等)】
対象【要確認:対象漁港・漁場名(○○漁港、○○海域等)】
受賞・評価(受賞・表彰等があれば記入)
業務概要【要確認:業務概要。調査の目的(堆砂確認・魚礁評価・底質調査等)、使用機材・手法、成果の活用先(浚渫計画・整備補助申請・漁場管理等)を記入】
評価のポイント【要確認:発注者評価・特記すべき技術的特長があれば記入】

※上記は代表実績の記載欄です。対応実績の件数・漁港名・発注者一覧は【要確認:営業・技術部で集約】。

BLOCK 06  成果物・納品物

・海底地形図・3次元鳥瞰図(魚礁・構造物)

・点群データ(LAS/LAZ形式等、i-Construction対応)

・海底面性状モザイク画像・底質分布図(サイドスキャンソナー)

・魚礁状況調査報告書(位置図・高さ・堆砂状況・機能評価付き)

・漁港堆砂調査報告書(堆砂量算出・浚渫計画根拠資料)

・構造物水中部状況確認報告書(変状箇所の記録)

BLOCK 07  お問い合わせ

水産・海底環境調査のご相談・お問い合わせはこちら03-5304-7899電話受付 9:00〜18:00(土日祝除く)

▶ 関連ページ:港湾・沿岸調査 / ダム調査 / 河川調査