構造物の「現況」を
正確な数値として残す
ダム・港湾・橋梁などの構造物は、経年劣化や変状を数値として記録し、時系列で比較したいというニーズが強い一方、 従来の測量では「面としての形状」を高密度に捉えることが難しい。FARO Focus S350は、構造物や地形を ミリ単位の点群データとして短時間で取得する3Dレーザースキャナーです。
構造物全体の形状を記録したい
ダム堤体・橋梁・法面などの複雑な形状を、面として高密度に記録します。
変状を時系列で比較したい
複数時期の点群データを重ね合わせ、ひび割れ・変形・洗掘などの経年変化を定量的に把握します。
狭小・過酷環境でも計測したい
狭い作業現場、湿度の高いエリア、直射日光下など、条件の厳しい現場でもデータ取得が可能です。
3Dレーザースキャナー FARO Focus S350
小型・軽量で携帯性が高く、複雑な対象物も迅速かつ正確にデータを取得できる3Dレーザースキャナーです。 GPS・GLONASS受信機を内蔵し、ポジショニングも簡単なため、迅速・安全・信頼性の高い測量が可能です。
主な特長
- 一度のスキャンで最大350mの広い測定距離を計測でき、短期間で広範囲の測量が可能
- IP54規格に準拠した防塵・防水性能により、環境によらず正確なデータを取得可能
- 約4.2kgと軽量・小型で持ち運びが容易
- 本体タッチスクリーンのほか、モバイル機器による遠隔操作も可能
- 基準球を設置し座標を一致させることで、複数データのスムーズな合成が可能
FARO Focus S350の仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 測定範囲 | 最大350m(一度のスキャンで広範囲を計測可能) |
| 防塵・防水性能 | IP54準拠 |
| 本体重量 | 約4.2kg |
| 位置情報 | GPS・GLONASS受信機内蔵 |
| 操作方法 | 本体タッチスクリーン、モバイル機器による遠隔操作 |
| 複数データの統合 | 基準球設置による座標合わせで合成可能 |
| 測距精度・測定速度・視野角・バッテリー駆動時間・動作温度範囲 | 【要確認:メーカー公表値と現行運用条件での実測値を確認のうえ記載】 |
調査の進め方
事前相談から成果品提出まで、現場条件と発注者のニーズに応じて一貫して対応します。
計測対象、必要精度、納品データ形式(点群・CAD・BIM等)を確認します。
スキャン範囲、障害物、基準点設置位置を確認します。
スキャン位置・基準球配置・作業工程を計画します。
複数箇所からスキャンを実施し、基準球で座標を統合します。
点群データのクリーニング、位置合わせ、必要に応じてモデル化を行います。
点群データ・図面・報告書として納品します。
調査可能な条件・制約
適する対象・目的
- 構造物全体の形状記録、複数時期のデータ比較による変状把握
- 出来形管理、複雑な形状を持つ対象物の面的な記録
- 狭い作業現場、湿度の高い環境、直射日光下での計測
適用しにくい条件
- 水中部・水没箇所(レーザーが届かないため対象外)
- ガラス面・鏡面・光沢のある金属面(反射特性により点群品質が低下する場合あり)
- 強い霧・降雨・降雪時の屋外計測(精度に影響しうる)
成果品
- 点群データ(座標情報付き)
- 断面図・平面図・立面図
- 3Dモデル・メッシュデータ
- 変状比較図(複数時期のデータを重ね合わせた差分図)
- 調査報告書
よくあるご質問
レーザーは水中には届かないため、水中部はROVや水中カメラ、ソナーなど別手法との組み合わせが必要です。
一度のスキャンで最大350mの測定が可能なため、広範囲の対象でも複数スキャンを組み合わせて記録できます。
座標を統合したうえで複数時期の点群データを重ね合わせることで、変状の経年比較が可能です。【要確認:A-GSでの経年比較の実施可否・対応実績】
ご相談時に分かる範囲でお知らせください
構造物の3D計測・測量方法から
ご相談ください
対象構造物・必要精度・納品データ形式をもとに、FARO Focus S350を用いた計測計画をご提案します。